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はな

Author:はな
中身がアレなので内容もソレな感じです。ねこ奴隷。

THERMOS CAT

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ET CETERA

読書記録 そのよんじゅうに

ヒトリシズカ (双葉文庫)ヒトリシズカ (双葉文庫)
著者:誉田哲也
一見なんの繋がりもなさそうな事件(解決済み)がひとりの少女によって繋がっていく。構図としては目新しいものではないですが、事件の鍵を幼い少女に握らせたのはちょっとした冒険かなーと思った。少女のサイコパスってあまり読んだことないので、ちょっと衝撃でした。

あくまでも他人(刑事)の視点で語ることで少女を神聖化というか悪魔的な美少女として描いたのはよかったと思うけど、最後の物語は蛇足とまでは言わずともこれが大人、もしくは男性であったならこういうラストにはしなかったんじゃないかなー。

武士道エイティーン武士道エイティーン
著者:誉田哲也
ある意味集大成にあたるわけだから、ふたりの戦いをもっとじっくり集中して描いてくれていたならばまだしも、合間にスピンオフというか、ふたりの周囲にいる人の物語が挟まれるからどうしても気持ちが削がれるし、その物語も時代背景や内容が異なりすぎな上に、なまじ魅力があるものだから、トータルとして見ると取っ散らかった印象になってしまったのが残念でした。

シリーズに登場するキャラクターたちのその後をひとりひとり追う形(他のキャラクターは友情出演的な感じで)での短編集を読んでみたい。大学生になった岡巧の物語が読みたいです。

主よ、永遠の休息を (実業之日本社文庫)主よ、永遠の休息を (実業之日本社文庫)
著者:誉田哲也
展開や結末、後味の悪さなんかは結構好みでしたが、ヒロインのモノローグ調の視点が気持ち悪かった。主人公の新聞記者の先輩や、ヤクザとその舎弟、ヒロインの友人など人物造詣の上手さは相変わらずなのですが、なぜか肝心のヒロインと主人公、そしてキーパーソンとなるヒロインの父親に魅力がないから、誰ひとり共感というか視点を添わせられずに終わってしまった感じ。

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読書記録 そのよんじゅういち

沈黙の森 ((徳間文庫))沈黙の森 (徳間文庫)
著者:馳星周
主人公のコマンドーっぷりがなかなか凄まじいのと、ヤクザも警察もおかまいなしの殺されっぷりと、そして戦うヒロインポジション(だと思う)の犬がかなり可愛かったので久々に満足できました。ていうかもうわんこ (2 匹)の行く末だけが気がかりだったと言っても過言ではなかったので、最後までハラハラしながら読みました。ホッとしたー。

殺気!殺気!
著者:雫井脩介
人が持つ「殺気」に超敏感になってしまった女子大生の話を雫井さんで、ときたらそれ相応のハードなものを想像するのは間違いではないですよね?例え装丁がこれだとしても。だって殺気だもん。

というわけでワクワクしながら読み始めたら、女子大生の温い日常物語だったんですけど…。中盤辺りでこれ以上読むのを止めようか本気で悩んだくらいです。とは言えやはり雫井さんなので、終盤でそれなりの展開を用意してはくれましたが、それだって予想の範囲内というか、25 度のお湯が 28 度になったくらいのもんで、評価が覆るほどのものではなく…。

WILL (集英社文庫)WILL (集英社文庫)
著者:本多孝好
『MOMENT』 の続編ではなく姉妹編という位置づけになるようで、あれから 7 年後を描いた作品です。

客から持ち込まれたいくつかの相談の中に潜む真実を、主人公の森野が根気よく丁寧に探っていくという、いわゆる日常の謎モノではありますが、余韻を残すラストシーンの印象が強すぎてミステリというよりも森野という女性が紆余曲折の末に幸せを選んだ物語といった感じです。

真実が明らかになってみたら謎でもなんでもなかったわけですが、「想う人」はバンドメンバーの活躍を含めて爽やかかつ甘酸っぱくて面白かったです。

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読書記録 そのよんじゅう

赤朽葉家の伝説 (創元推理文庫)赤朽葉家の伝説 (創元推理文庫)
著者:桜庭一樹
3 人の女性が生きた各時代、特に祖母・万葉と母・毛鞠が生きた昭和という時代を、ここまでいい意味で通俗的に描いた作品って読んだことがないかも。

ミステリーとしての評価は私にはできないし、「伝説」というタイトルにも偽りがあるとまでは言わないものの、期待したような「伝説」は読み取れませんでしたが、ライトな昭和史として読んだら結構面白かったです。

夜の終焉(上) (中公文庫)夜の終焉(上) (中公文庫)夜の終焉(下) (中公文庫)
夜の終焉(下) (中公文庫)
著者:堂場瞬一
帯に犯罪被害者家族と加害者家族云々という文字が大きく書かれていたので、その手の話に対するありがちなイメージを抱きつつ読み始めたのですが、面白かったです。

いや「面白い」話ではないのですが、単純な加害者(家族)と被害者(家族)の物語ではなく、心情的に加害者と被害者の立場が逆転していて、それに否応なく残された家族やその周囲の人間も巻き込まれ、そしてそれを 20 年近く経った現在でも引きずり続けている。その「捩れ」が視点としてちょっと目新しくて面白かったです。読み応えありました。

Another(上) (角川文庫)Another(下) (角川文庫)Another(上) (角川文庫)
Another(下) (角川文庫)
著者:綾辻行人
前半から中盤にかけてはジュブナイルホラー風味で、綾辻さんにしては簡潔な描写で主人公が「なんで?どうして?」と悩んだり考えたりするだけなのでちょっと退屈なのですが、あらかた明らかになって以降、終盤の活劇(笑)はまさに怒涛の展開です。血肉こそ飛び散ってないものの、思わず殺人鬼シリーズを読んでるのかと思ったぐらい(笑。

ていうか、綾辻さんが何を描きたかったんだと思う?と聞かれたら、「クーデレ眼帯少女」と即答するしかないんだけど(笑。「眼帯少女」というアイテムからこれだけの話を作ったってのは評価に値すると思います。

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読書記録 そのさんじゅうきゅう



この 3 人、全員セブンティーン。な、菜々さんは永遠の 17 歳ですからー!

武士道シックスティーン (文春文庫)武士道シックスティーン (文春文庫)
著者:誉田哲也
主人公である対照的なふたりの女子高生はかなりデフォルメされていて、どちらかと言えば劇画調なので、純粋な意味で共感できる部分は少ないし、一見(一読)するとおちゃらけてるっぽいんだけど、友達関係だったり師弟関係だったり親子の関係だったり夫婦の関係だったり、いろんなパターンの人と人との繋がりが軽いタッチで描かれている。

剣道をモチーフにしてるだけあって性根が曲がった人はひとりも出てこなくて、みんな等身大に不器用で、なんだかちょっとほんわかしたような気分になれる本でした。

武士道セブンティーン (文春文庫)武士道セブンティーン (文春文庫)
著者:誉田哲也
身近で切磋琢磨し合ってたふたりが、遠く離れてもお互いの存在を常に感じながら想いながら成長する姿は眩しいほどなのですが、それはもはや絶対手に入れることができない輝きなわけで、日々の雑事に追われて擦り切れた心と身体で読むには真っ直ぐすぎてちょっと重い。そんな風に自分に置き換えて読まなければ気軽に読めるし、ふたりの成長を最後まで見守ってあげたい気分にはなるんですけどね。

最近それこそ 17 歳ぐらいの時に戻りたいと思う瞬間が多すぎる…。
歳をとるとはこういうことか…ってこれもう本の感想じゃなくなってる。

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読書記録 そのさんじゅうはち

姫川玲子を演じる竹内結子は本気で美人。

ストロベリーナイト (光文社文庫)ストロベリーナイト (光文社文庫)
著者:誉田哲也
思い出したくない過去を持つ主人公の女刑事、女刑事を上司としても女としても慕う部下、悪徳刑事、虐待による人格崩壊、公開殺人ショー、そして真犯人(黒幕)。どれもオリジナリティというか目新しさはないけど、ミックス具合は悪くない。

警察小説というほどガチガチでもなく、サイコ小説というほど猟奇度が高いわけでもない、適度にエンターテインメントしていて読みやすかった。事件の真相と犯人は早々に読めてしまうので、ミステリ的な面白さはそれほどありません。でもそれなりに楽しめて一気読みできた。そんな感じです。

シンメトリー (光文社文庫)シンメトリー (光文社文庫)
著者:誉田哲也
シリーズとしては可もなく不可もなく、安定期に入ったなという印象ですが、だんだん姫川の目線というか自意識がムカついてきた。この姫川玲子ってキャラクターには同じ女として「ムカつくけど分かるわー」って共感できる部分がない。

容姿が自分より落ちる同性に対する見下しっぷりが腹立たしい。女という生き物は、根底にはみんなライバル意識を持ってる難儀な生き物なので、常に他者(同性)と自分を比較して「勝った」とか「クソ負けてる…ッ!」と思ってるものなんだけど、男の誉田さんではそこを描く微妙なさじ加減ってのがなってないんだよなぁ。

インビジブルレイン (光文社文庫)インビジブルレイン (光文社文庫)
著者:誉田哲也
この物語単体としては既読感漂うというか、ありがちすぎるほどありがちな女刑事の恋愛話でしかないんだけど、シリーズ通してみるとかなり動いたなという印象です。

姫川に全く感情移入できないと思いながらもシリーズを追い続けている理由は、サイコだったり劇場型だったり、それっぽい要素をつまんで混ぜ合わせた事件そのものにドラマがあり、その結果エンターテインメント性の高い読み物になっているからなのですが、今回は恋愛が主軸でそれが事件と密接に結びついているので、はっきり言って面白くなかったです。

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